(2)4月下旬~5月上旬:分野ごとに弱いところを集中的に繰り返す(1/2)


(1)4月上旬~4月中旬:全体像を把握(参考書を流し読み)

(2)4月下旬~5月上旬:分野ごとに弱いところを集中的に繰り返す

(3)5月中旬~試験まで:試験で出る頻度が高いもののみ再確認

 

前回は(1)を説明しましたので、今回は(2)について具体的な説明となります。

言い忘れましたが、私の学習方法は学科中心の勉強となります。3級受験の時に実技は学科をしっかり勉強すれば、その応用で対応できると判断したからです。

3級の学科は3つの短文から正解/不正解を選択するものでしたが、2級は4つのそれなりに長い文章が出題されます。3級では短文全体で判断できましたが、2級では文書の節のどこかに誤りがあるため、よく読まないと誤りの箇所が見つけられません。

また、独特の言い回しで表現されているため、慣れないと文章の理解に時間を要してしまいます。

その対処方法として、実施したのが(鉄板ではありますが)過去問を解くことです。

はじめは、例えば2020年の2回目を解く、と言うように試験ごとに実施していましたが、範囲が広いため、覚えては忘れの繰り返しで、なかなか点数が上がらず、40~50%の正解率が上がりませんでした。そこで分野ごとに過去問をまとめて解くことにより、その分野の出題傾向を掴むことにしました。

方法としては皆さんも利用している方もいると思いますが「FP2級ドットコム」の「過去問道場(学科)」を解くことです。「試験会指定」ではなく「分野指定」を選択し、さらに、分野中でも詳細な分類まで指定できます。そうすると過去約10年分の同じ分野/分類の問題が全て連続して解くことができます。

自分が苦手または克服したい分野/分類を選択して、繰返し解くことにより、その分野/分類の過去の傾向とどの部分で間違いを「仕掛けて」いるの傾向がなんとなく分かってきます。

これを苦手な分野/分類を繰返し実施することにより、極端ない言い方になりますが、「出題者の気持ち」が何となく理解した気分になり、間違いを仕掛けたい箇所が何となく分かって来るようになります。問題を解きながら「やはりここに仕掛けたな」と問題と会話しながら解いている気分になり、無機質な問題文に対して「したしみ」を感じ、(苦痛な)繰返し学習が少し楽しくなります。

上記はあくまでも個人的な意見ですので、注意願います(^o^)

長文、駄文になりすみません。

次回は、もうひとつの方法を書きたいと思います。